中学生の女の子である「わたし」は眼鏡をかけているけれど勉強ができるわけでも運動神経がいいわけでもなく、好きな授業は給食くらいで帰宅部で……。でもマンガとか音楽とか動画とかを楽しむ時間はたっぷりあるし、それを少ない友達と喋りあって、まずまずいい感じの中学生活を送っていた。
中学3年生になったある日の夜。
塾帰り、公園にいってコンビニのアイスでも食べようとしていたわたしの前に、隣のクラスの男子があらわれ……。